![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/11/IMG_1989-2.jpg)
どうもハルです
今回はiPad版Affinity Designerのマスクで画像を切り抜く方法を紹介します。
画像の切り抜きは、作品の完成度を高めるのに、非常に重要な手法の一つだと思います。
そしてAffinity Designerは、ベクターデータもピクセルデータも、同じアプリ上で扱えます。
つまり切り抜いた画像に、テキストを編集してレイアウトしたり、パスで作成した装飾を組み合わせることが可能なんです。
まだAffinity Designerをインストールしてない方は、ダウンロードしてみてください。
有料ですが、かなり機能が充実していて使えるアプリでオススメです。
![Affinity Designer](https://is2-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple113/v4/36/91/61/3691613c-1b28-14e8-5491-1bf973018dc4/source/512x512bb.jpg)
初心者の方は、この記事を先に読んでおくといいですよ↓
この画像の背景をマスクレイヤーを使って、切り抜きます。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMG_4231-774x1024.jpg)
【スマート選択ブラシ】ツールで画像をなぞる
【スマート選択ブラシ】ツールは、手軽に選択できます。
「エッジにスナップ」を有効にすると、画像の境界線を自動で認識してくれます。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_0ELkgj.gif)
選択がはみ出してしまったら、モードを「除外」に切り替えます。
消したいところをなぞれば、はみ出した部分を修正できます。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_zBb6Oc.gif)
切り抜きは簡単、マスクレイヤーに切り替えるだけ
選択ができたら、レイヤーの追加ボタンの「マスクレイヤー」をタップ
選択された以外の部分が、切り取られます。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_Xzqehh.gif)
【スマート選択ブラシ】ツールのデメリット
【スマート選択ブラシ】ツールで切り抜くと、どうしても境界線がギザギザになってしまいます。
シルエットが複雑だったり、影になってる部分は、苦手なようです。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2159-1024x768.png)
ギザギザのマスクの境界線を修正する方法
マスクレイヤーは、境界線を後から修正することができます。
修正前の下準備
同じ画像2枚重ねてコピー。
下のなった画像を、確認用に使います。
確認用の画像のマスクは、不要なので消去します。
レイヤーが選択された状態で、カラーをタップするとレイヤー画像に色がつきます。
これでマスクの境界線が、見えやすくなります。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_RucnGO.gif)
はみ出た境界線の除去
マスクレイヤーの除去は、カラーの「黒」をひろってブラシでなぞります。
マスクの境界線が除去されます。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_BwpzX0.gif)
欠けた境界線の追加
逆に、欠けているマスクの境界線を追加したい時は、カラーの「白」をひろってブラシでなぞります。
マスクの境界線が追加されます。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_AiHEpd.gif)
確認用の画像レイヤーをオフ
確認用の下になったレイヤーをオフにします。
画像が綺麗に切り抜かれました。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_ApV5Ui.gif)
完成です。
この方法は仕上がりが綺麗ですが、かなり時間と手間がかかります。
根気が必要ですが、髪の毛の切り抜きなど、とても細かい作業もできます。
覚えておくと便利です。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/11/IMG_1995.jpg)
もっと手軽に背景を切り抜く方法はないの?
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/11/IMG_1989-2.jpg)
仕上がりは同じようなレベルで、手間と時間は半分以下で、背景を切り抜ける方法があるよ
今までの苦労は、何だったのかと思わせる「投げ縄ツール」
いろいろ試しましたが、背景を切り抜くには、「投げ縄ツール」が一番綺麗で簡単です。
「正直これだけでも十分かも」と思えるくらいです。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/11/IMG_1989-2.jpg)
このブログのタイトル画像は「投げ縄ツール」で切り抜いたよ
「投げ縄ツール」は設定が大切です。
ぼかしの数字は途中で切り替えても反映されません。
必ず、ぼかし具合を試してから、作業してください。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_jMROLm.gif)
選択範囲を囲うように繋げていきます。
はみ出した部分はモードの「除去」で修正します。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_xpH6t5.gif)
選択ができたら、レイヤー追加ボタンで「マスクレイヤー」をタップする。
境界線も綺麗にぼやけて、背景が切り抜きできました。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_6TnDcJ.gif)
拡大しても、綺麗ですね。本当に手軽でびっくり。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2160-1024x768.png)
最後にグリーンバックを下に敷いて、消し忘れや、消し過ぎた部分がないか確認します。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMB_H3i6og.gif)
完成です。
![](https://harublog.site/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2161-1024x1024.jpg)
いろいろなパターンを探してみましたが、この「投げ縄ツール」で選択して、背景を切り抜くのが一番手軽で綺麗な仕上がりでした。
ペンツールでパスを描いて、マスクを作成する方法もありますが、かなりコツが必要です。
スマートブラシ同様、パスの微調整が大変なので、背景の切り抜きはやはり「投げ縄ツール」一択ではないでしょうか…。
以上、iPad版Affinity Designerのマスクで画像を切り抜く方法の紹介でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうござます。
コメント
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