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どうもハルです
今回はiPad版 Affinity Designerでフォント編集する方法を紹介します。
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GIF動画多めで、説明するよ
フォントをいじれるipadのアプリの中では、Affinity DesignerがおそらくNO.1でしょう。
iPad+appleペンシルで直接画面を操作できますし、動作遅延やフリーズもなく快適に作業することもできます。
adobe製品も含めて、フォントを編集したりパスに変更したりできるiPadアプリはとても少ないです。
しかも、フォントの編集はAffinity Designer for iPadのたくさんある機能の、ひとつにすぎないのが凄すぎます。
まだ、Affinity Designerをインストールしてない方も、ぜひ参考にしてください。
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Affinity Designerの記事は他にもあるのでどうぞ↓
文字入力は2種類の方法を使用用途にあわせて選べます
左側にある「テキストツール」をタップすると2種類のツールが選べます。
使用用途にあわせて使い分けましょう。
①アートテキストツールで文字入力をする
短いワードテキストを作成するなら「アートテキストツール」です
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アートテキストツール
ななめにドラックすると、その大きさのフォントで入力することができます。
テキスト単体で扱うことができるので、フォントにあとから装飾をつけたい時などに向いてます。
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②フレームテキストツールで文字入力をする
長い文章を作成するなら「フレームテキスト」です。
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フレームテキストツール
ななめにドラックすると、テキストボックスが作成されます。
長い文章をまとめて扱うことができるので、書類系のレイアウトをおこなう時にスピーディに編集できます。
文字間や行間などは、右側の「テキストスタジオ」のなかにある「位置」で調整できます。
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ちなみにiPadへのフォントのインストールの方法はこちらで説明してます↓
フォントの設定を変更する
「テキストツール」をタップすると下に設定タブがひらきます。
左から「フォント」「トレイト」「フォントpt」「ボールド、イタリック、アンダーバー」「文字揃え」「カット」「コピー」「ペースト」を行えます。
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文字の色を設定する
やじるしツールで文字を選択して、右上の「カラースタジオ」をひらきます。
カラーホイールで好みの色を設定できます。
「境界線スタジオ」で線の幅をスライダーで調整。
詳細をひらくと線と塗りの順序を選べます。
線を後ろ側にするのに、ボタンひとつで手軽にできるのは、とても便利です。
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文字の微調整は「テキストスタジオ」
文字を微調整したい時は「テキストスタジオ」を使います。
フォントの設定はもちろん「位置」をひらくと
文字と文字の間隔を調整する「カーニング」
文字の角度を調整する「シアー」
文章全体の間隔を調整する「トラッキング」
文字の横幅の比率を調整する「水平スケーリング」
文字の高さの位置調整をする「ベースライン」
文字の縦幅を調整する「垂直スケーリング」
文章の行間を調整する「行間のオーバーライド」
文字レイアウトにとても便利な機能です。
文字を綺麗に見せたい時は、ひと手間加えましょう。
作品の仕上がりがグッと良くなります。
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テキストスタジオ
「テキストツール」をタップして、調整したい文字をドラック、または文字間をタップします。
数字を直接入力するか、ダイヤルを上下になぞれば、数値を変化させることができます。
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イラレのようにテキストをアウトライン化する
【adobe Illustrator】の、テキストのアウトライン化のような事ができます。
まず、アウトライン化したいテキストを選択します。
左上の「…」マーク【編集】メニューをタップ
「カーブに変更」を押すとテキストだったオブジェクトが、アウトライン化されてパスになります。
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カーブに変更
パスになった文字がレイヤーグループになっているので、変更したい「T」の文字のレイヤーを選択します。
ノードツールを選択して、動かしたいパスを囲います。
横に引き伸ばせば完成です。
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ベクトルデータなので拡大しても、ギザギザにならないです。
ロゴ作成などの場面で、使える機能です。
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レイヤーエフェクトスタジオを使って文字装飾をする
「レイヤーエフェクトスタジオ」を使えば、簡単に素早く文字を装飾することができます。
装飾したい文字を選択して「レイヤーエフェクトスタジオ」をひらきます。
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レイヤーエフェクトスタジオ
「アウトライン」を有効にして、文字に黒線をいれます。
カラーの線を、白で入れると文字とアウトラインの間に入ります。
「外側のシャドウ」を有効にします。
シャドウは、ペンシルでつかんで調整できますし、下の設定のダイヤルで調整もできます。
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以上iPad版 Affinity Designerでフォント編集する方法の紹介でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
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