どうもハルです
お正月飾りっていつから飾ればいいの?
お正月飾りはいつまで飾ればいいの?
今回「お正月飾り」についての基礎知識をご紹介します。
鏡餅はどこに飾るの?
鏡餅は年神様の依り代(よりしろ)です。
一つに限らず複数お供えしてOK。
床の間があれば、メインの大きな鏡餅をおきます。小さい鏡餅は神棚や仏壇におきます。
床の間がなければ、家族が集まるリビングにお供えします。
年神様が過ごす場所として、ふさわしくありません。
ちなみに鏡餅の上に置くのはミカンではなく、橙(だいだい)です。
鏡餅は切ってはダメ、焼いてもダメ
鏡餅はお供えしたあと、1月11日に「鏡開き」します。
年神様の依り代(よりしろ)である鏡餅には、年神様の魂が宿っています。
焼いたり包丁で切るのは、縁起が悪く好ましくありません。
「鏡開き」は包丁を使わず、木槌や麺棒などで叩いて割りましょう。
小さくなった鏡餅は、おしるこ、お雑煮、かき餅で食べよう
お正月飾りのいろいろ
門松(かどまつ)
新年に年神様が迷わずやってくる目印です。松竹梅で構成されます。
常緑の「松」は神様が宿る木、真っ直ぐに節を伸ばす「竹」と、新春一番に咲く「梅」が縁起ものとして添えられます。
しめ縄・しめ飾り
注連縄(しめ縄)注連飾り(しめ飾り)は、門松と同じく年神様をお迎えする神聖な場所という意味で玄関、神棚、床の間などに飾ります。
また「結界」の役割もあり、そこに不浄なものが入らないよう魔除けの役割もあります。
輪〆(わじめ)
しめ飾りを簡略したもの。部屋の要所、お手洗い、物置、台所などの水場などにお供えします。
伝統的なお飾りに込められた意味
海老(えび)
腰が曲がるまで長寿を祈ります。
橙(だいだい)
木から落ちずに大きく育つから、代々(だいだい)大きくなって落ちないという縁起物。
串柿(くしがき)
喜(よ)いことがやって来る【嘉来】という意味。また、財(たから)を串で刺したように集まるとも言われます。
昆布(こんぶ)
よろこぶの語呂合わせ。
裏白(うらじろ)
古い葉とともに新しい葉が次第に裏になり伸びてくるので、久しく栄えわたる縁起をかついでいます。形が左右対称なので、夫婦の相性を祝う意味もあります。
搗栗(かちぐり)
茹でて干した栗。勝栗の語呂で縁起をかついでいます。
譲葉(ゆずりは)
新しい葉が大きくなってから古い葉が落ちるので、代々家系がうまくつながっていく子孫繁栄を祈ります。
お供えしたお正月飾りは処分方法
お供えしたお正月飾りは「どんど焼き」という方法で、神社などで処理してもらいましょう。
「どんど焼き」は松の内の1月15日に行われるのが一般的です。
ただ、プラスチックが含まれたお正月飾りなどは、受け付けてもらえない場合があります。
詳しくは、神社のWEBサイトなどで調べるか、問い合わせると確実です。
受け付てもらえなかった、お正月飾りは一般ゴミとして処分します。
その際は、ゴミの袋とは別に分けて、紙に巻いて袋に入れましょう。
以上、【正式版】お正月飾りいつからいつまで飾る?【基礎知識】 の紹介でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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