どうもハルです。
干支に猫が入ってないのは何で?
十二支を順番に、
子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)
このように猫が入っていません。
猫が十二支に入ってない理由を教えます。
猫が十二支に入ってない理由
十二支が決まった昔話で「猫が入ってない理由」が説明されています。
昔々、動物たちが自分が一番だとケンカばかりしていました。
そこで神様が動物たちに言いました。
「誰が一番が私が決める」
「年明けの元旦(1月1日)の朝に私のところに挨拶にきなさい」
「挨拶に来た12番目までを、毎年交代でリーダーになってもらう」
眠っていてその場にいなかった猫が、ウワサを聞きつけてネズミに聞きました。
ネズミは猫に「神様のところに挨拶に行くのは1月2日」とウソの情報を伝えました。
大晦日(12月31日)ネズミのウソを信じた猫は、ぐっすりと眠ってしまいました。
牛は誰よりも歩くのが遅いので、晩のうちに神様のところへ向かいます。
それを予想していた賢いネズミは、こっそり牛の背中にもぐり込み、到着するまで隠れました。
牛は誰よりも早く到着し、門をくぐろうとした。
その瞬間、背中に隠れていたネズミがパッと飛び降り門をくぐり抜け、われ先に神様のところへ挨拶にいってしまいました。
これで最初にネズミ、次に牛の順番になりました。
その後、ぞくぞくと神様のところへ挨拶を済ませた動物たち。
翌日早朝、猫は神様のところへ挨拶に行くと、十二支はすでに決まっていて「顔を洗って出直してこい」と叱られてしまいました。
残念ながら、猫は十二支に入ることができませんでした。
この出来事が原因で猫はいつも顔を洗い、ネズミを見ると追いかけ回すようになりました。
以上が、猫が十二支に入れなかった理由です。
猫が十二支にいない他の理由①
猫が十二支に入ってない理由は諸説あります。
その中のひとつ、
お釈迦様が80歳の時、きのこ料理で食あたりを起こして亡くなりました。
お釈迦がネズミに薬草を取りに行くように命じましたが、猫がそのネズミを食べてしまった説。
猫が十二支にいない他の理由②
十二支ができた時、中国に猫がいなかったという説。
猫はもともとエジプトの動物。ローマ帝国がエジプトを滅ぼした後に、猫が他国で飼育されるようになったようです。
※ただ、それよりも前に、中国の遺跡から猫を飼っていた形跡が発見された(放射性炭素年代測定の結果)なので、この説はなさそうです。
猫が十二支にはいってる国がある
ウサギの代わりに猫がはいってる
中国語の「卯(マオ)」がベトナム・チベット・タイでは「猫(メオ)」に発音が似てる事から「卯=猫」が十二支に入っています。
また、ブルガリアでは「寅」が「猫」になってます。
猫以外に選ばれなかった動物たち
神様のところに13番目に挨拶にいった動物は他にもいたようです。
カエルはそのまま帰ってしまった。または、蛇に食べられてしまった。
イタチは神様に何度もお願いして、内緒で「1日」の事を「つ・イタチ」と呼んでもらう事で納得したそうです。
以上、【十二支】干支に猫がいない理由【猫が入ってる国もある】の紹介です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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