【水分補給】ポカリスエットとアクエリアスの違い

今回は、【水分補給】ポカリスエットとアクエリアスの違いを紹介します。

と思っている人は、ぜひ読んでもらいたいです。

味の違う２種類のスポーツドリンクですが、違うのは味だけじゃないんです…。

大塚製薬のポカリスエットの誕生は1980年。大塚製薬はポカリスエットをスポーツドリンクでなく、発売当時より 「発汗により失われた水分、イオンをスムーズに補給する健康飲料」としています。▼

ポカリスエットとアクエリアスの違い

ポカリスエットとアクエリアスの違いはナトリウムの量。▲

ナトリウム濃度が100mlあたり、40~80mlの量が水分補給に適量と言われています。

定期的な水分及び塩分の摂取については、(省略)…ナトリウム４０～８０mg/１００mℓのスポーツドリンク又は経口補水液等を、２０～３０分ごとにカップ１～２杯程度を摂取することが望ましい

厚生労働省より、平成21年6月に発表された「職場における熱中症の予防について」準拠

ポカリスエットは水分の吸収スピードを早めて、かつ長く体内にとどまるように調整してあります

ポカリスエットとアクエリアスの成分比較(100mlあたり)

	ポカリスエット	アクエリアス
エネルギー	25kcal	19kcal
タンパク質・脂質	0g	0g
炭水化物	6.2g	4.7g
ナトリウム	49mg	40mg
カリウム	20mg	8mg
カルシウム	2mg	–
マグネシウム	0.6mg	1.2mg
アルギニン	–	25mg
イソロイシン	–	1mg
バリン	–	1mg
ロイシン	–	0.5mg

目的別に効果的に使い分けよう

ポカリスエットとアクエリアスの使い分け。▲

水よりスポーツドリンクの方が効率よく水分補給する事ができます。

しかし、ポカリスエットとアクエリアスは配合されている成分バランスが違うので、目的別にあわせて効果的に使い分けましょう。

風邪や具合の悪い時にはポカリスエット

風邪や具合の悪い時には、ポカリスエットを積極的に飲みましょう。▲

ポカリスエットの糖は「果糖ブドウ糖液」、カロリーは高いけどすぐにエネルギーに変換されます。

喉の乾きだけじゃなく、こんな時にポカリを飲むといいです。▼

これらの症状は身体から、水分、ナトリウム、カリウムが不足すると起こる症状です。

身体からのSOSのサインなので、具合が悪くなった時はポカリスエットは非常に効果です。

風邪や具合の悪い時に、ナトリウムやカリウムの配合されてないスポーツドリンクを飲んでも回復までに時間がかかったり、身体に負担をかけてしまいます。

また、アクエリアスよりポカリスエットの方が栄養価が高く、人の体液に近いので具合の悪い時にポカリを飲むのが正解です。

スポーツの水分補給にはアクエリアス

運動にはアクエリアスが向いてます。▲

アクエリアスの糖は、人工甘味料で低カロリー、難消化性繊維類という構造のためお腹を下すので風邪や具合の悪い時には不向きです。

筋肉の疲労回復を目的ととするならアクエリアスです。

「有機酸」と呼ばれる、アミノ酸やクエン酸などが含まれていて、筋肉の疲労回復に効果があります。

災害や緊急時に備えてポカリスエットを備蓄しよう

災害時の水分補給にポカリスエットを備蓄しましょう。▲

災害時は水道や電気やガスが使えなくなり、いつもの何不自由ない生活がおくれなくなります。

電化製品など冷房や暖房が使えません。

人の身体は体温を維持しようと、水分や栄養成分をいつもより多く使うことで、知らず知らずのうちに体のバランスがくずれ、体調をこわします。

災害時は水を大切にする傾向にあるので、水分を制限するようになり、身体はますます水分不足状態。

ポカリの成分は長時間身体をうるおすことができるので、水をそのまま飲むより水の消費を節約することができます。

ナトリウムやカリウムなどバランスよく補いたいので、水と一緒にポカリスエットの粉を備えておきましょう。

１日１袋(1ℓ用)×人数を目安にするといいです。

粉末なら持ち運びも楽なので、扱いやすくておすすめです。▼

500mlだと消費期限対策のローテーションをしやすいです。2リットルの大型ペットボトルを短期間で使うのはしんどいのと、災害時に口をつけて飲むことを考えると、小分けのほうが衛生的です。▼

ポカリの粉末は水道水に溶かして飲めばコスパもいいです。

夏には氷で冷やして飲めますし、常温でもおいしく飲めるのがいいですね。

試したことはありませんが、「ホットポカリ」という飲み方もあるようです。

以上、【水分補給】ポカリスエットとアクエリアスの違いの紹介でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。