どうもハルです
透明な消しゴム【クリアレーダー】を発見しました。
2019年9月に発売した、消したい文字が透けて見える消しゴムです。
販売からしばらくたった今でも、入手困難な状況が続いてます。
先日、こんなツイートをしました
透明な消しゴム「クリアレーダー」
消しやすくすると白くなる
透明にすると消えなくなる
消しやすさと透明度を両立させるのはとても困難
消しゴムの常識を覆えす画期的な商品。消しゴムの新時代の幕開け
入手困難なのに、買えちゃった!
興奮が抑えられないぜ!
どこの店も、入荷するとすぐ売り切れ、次回入荷未定です。
実は、僕も数カ所探しましたが、どこにもなくて嫁が見つけて買ってきてくれました。
すごいでしょ?!
向こう側が透けて見える消しゴム
半透明ではなく、しっかり透明です。
プラスチック製のケースも向こう側が確認できるほど、青く透けて見えます。
画像のとおりクリアです。
ノートに書かれた文字を確認しながら消すことができます。
気になるニオイは
消しゴム愛好家なら、一番気になるのはニオイ
最先端の消しゴムの香りは…。
無臭。ゴム臭さはまったくないよ。
ニオイがないのは少々残念なところですね。
コーラの匂いもしません。
実力はさすが老舗メーカーの消しゴムといったところ
弾力はやや固めですが、グリップ力もあり、しっかり紙をとらえて消せます。
消しカスは散らかることなく、点でまとまります。
透明な消しゴムを作るのは難しい
通常、消しゴムを製造する工程では、「消し味」を左右する炭酸カルシウムという成分を使用します。
炭酸カルシウムは、カスが出やすくするように適度に脆(もろ)くする成分です。
炭酸カルシウムがないと、鉛筆の黒鉛をただ紙面に塗り伸ばすだけになってしまい、消しゴムの役割を果たしません。
この重要な炭酸カルシウムは、白色の粉末で光を散乱してしまうために、たくさん入れるほど消しゴムは白くなります。
つまり透明に近づけようとして、炭酸カルシウムを減らすと、消しゴムの性能が落ちます。
逆に、増やすと透明にならないということです。
「透明で高性能な消しゴムをつくる」ことは難しく、試行錯誤を重ね完成するまでに5年かかりました。
透明な消しゴム「クリアレーダー」は、今までどこのメーカーも作れなかった、奇跡の消しゴムなんです。
サイズは2種類、価格は?
サイズは2種類あって、値段が商品名になっています。
(左)クリアレーダー100は100円(税抜)
(右)クリアレーダー150は150円(税抜)
開発の難しさと、使い勝手の良さを思えば「安い」と感じます。
開発したSEED(シード)はどんな会社?
大阪市の老舗消しゴムメーカー「SEED(シード)」(1915年創業)。
世界ではじめて修正テープをつくった
巨大な消しゴムs-10000という使用の用途が謎な商品も販売(ちゃんと消しゴムです)
天然ゴムを使用したSuper Goldという高級消しゴム(これは見たことある)
バラエティーに富んだラインナップですね。
SEEDという会社からは他にはない商品を、世の中に送り出していく「モノづくりの魂」を感じます。
透明な消しゴム「クリアレーダー」は、不可能の壁を乗り越えて実現した画期的な商品です。
店頭で見かけたら、ぜひ手にとって見てください。
以上、【クリアレーダー】不可能を可能にした透明な消しゴムの紹介でした
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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